東京大学大学院生の古川大晃(ふるかわ ひろあき)さんは、第98回箱根駅伝(2022年1月2,3日)の関東学生連合への選出が発表されました。
もし、10名のメンバーに選ばれると、箱根駅伝初の東大院生ランナーとなることから注目されています。
今回は、そんな古川大晃さんに関して、経歴プロフィールと高校はどこ?という内容で記載していきます。
古川大晃の高箱根駅伝
古川さんの出身高校は、熊本県立八代高校です。中間一貫校ですが、高校からの入学も可能です。偏差値は59という事です。
卒業生にはスポーツ選手やアナウンサーなどが複数います。
古川大晃 経歴プロフィール
- 生年月日:1995年10月9日(26歳)
- 出身地:熊本県八代市
- 高校:熊本県立八代高校
- 大学:熊本大学教育学部生涯スポーツ福祉課程
- 九州大学大学院
- 東京大学大学院博士課程
高校時代のベストタイムは5000mのベストタイムは15分5秒でしたが、関東の複数の大学から声がかかります。
しかし、国立大学受験の学力があったため、一浪したのち国立大学の熊本大学に進学します。
熊本大学では、熊本城マラソンを2連覇という成績をあげています。
それと同時に、「追尾走」についての研究を進めるために九州大学大学院に進みます。
九州大学では自身の研究内容を体現するような走りで全日本大学駅伝で日本学連選抜チームで出走し、7区で区間14位という成績を収めます。
東京大学大学院へ進んだ理由
九州大学では博士課程に進むか、実業団に入るかの選択がありましたが、走る事と研究、両方を選ぶことを考えた古川さんは2021年4月に東京大学大学院に進みます。
この東大進学の選択に関して、インタビュー記事に古川さんが答えています。
1回日本一になったらそれはそれで幸せなんでしょうけど、『日本一になったら、その後どうする?』って考えてしまって。すごい臆病なんですけど違和感があって、研究と競技、どっちもやったほうがあとあと怖くないだろうな、と思ったんです」
引用: 4years.いけ!! 理系アスリート2021/07/24記事
アスリートと研究の両方を選択するうえで、研究環境としても、走ることの環境としても、東京大学大学院が最良の選択だったというのが分かります。
そうはいっても、その両方をかなえられるマラソン選手は多くはないですよね。
両立させる古川さんの努力がすごいです。
関東学生連合選抜のSNSの反応
東大院生であり、箱根駅伝の関東学生連合に選ばれた古川大晃さんには注目が集まりました。以下はSNSなどでの反応です。
東大院で箱根の関東学生連合に選ばれるというのはそれだけで注目ですが、それ以前に真摯に研究と、走りを追求している古川さんの姿に好感をもつ方が多い印象でした。
監督としての期待を多くコメントで見かけたことも特徴的です!
まとめ
古川大晃さんは、箱根駅伝の関東学戦連合に選手として選ばれていますが、出場可能選手10名に対して、古川さんはタイム1時間4分10秒で14番目の選手となっています。
今後、箱根駅伝を走れる10名に入れることを期待されていますが、ご本人は来年には確実に走れるタイムになるという事をインタビューで語っていますので、箱根駅伝98回大会のみならず来年以降にも注目ですね!
それではここまでご覧いただきありがとうございました。