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西村賢太の彼女とは?生涯独身で逮捕歴もある破天荒作家

2011年に第144回芥川賞を受賞したことで一躍話題となった作家の西村賢太(にしむら けんた)さんは、2022年2月5日に54歳で他界されたことが報道されました。

そんな西村さんですが、その破天荒な面が話題となり、メディアへの出演も多くされていました。

その中で、彼女に関する話題にも注目されていました。

今回は西村賢太さんに関して「西村賢太の彼女とは?生涯独身で逮捕歴もある破天荒作家」と題して記載していきます。

西村賢太の彼女とは?

西村さんといえば、自身の私生活を小説にするスタイルが有名ですが、その中に西村賢太さんの彼女をモデルになっているというのが「秋恵もの」といわれるシリーズです。

内容としては、定職にもつかず、モテない主人公の男性が一度だけ同棲した相手「秋恵」との関係を描いた作品です。

ただし、この秋恵のモデルの彼女に提訴されるのを恐れ、プロフィールや外見はすべて変えてあるということですので、この彼女の詳細は現在出ていません。

しかし、西村さんはこの秋恵のモデルの彼女の親に多額の借金をしていたそうで、たびたび催促されていたそうです。

しかし、2011年に芥川賞を受賞した際に、その彼女の母親から電話がかかってきます。

何を言われるのかと思っていた西村さんですが、電話口からは「おめでとう」との声が。

西村さんは「少なくとも三十万円は賞金で返しますから」とも言いますが、

「いいのよ。本当におめでとうね」という言葉をかけられたという事を、2011年の上原善広さんとの対談で語っています。

この事から、秋恵さんのお母さんは常識的で情のある方の印象がありますよね。

しかし、西村賢太さんはこの彼女とは結婚はしていないようです。

それどころか、2016年2月7日放送の「ナカイの窓」に49歳で出演された際に、「彼女が4人ぐらいいる」と語っています。

作家ってもてるんですね、という問いに西村さんは「作家はもてないですよ。芥川賞作家とか直木賞作家がモテる」と答えています。

これにはなるほど!と妙に納得してしまいますよね(^^;権威性というのは、モテにも重要なんですね…!

この4人の彼女には、他に4人彼女がいるという事を公言して付き合っていたそうですからある意味で筋は通しているといえるのかもしれませんね…!

西村さんは、芥川賞受賞会見の時のコメントで「そろそろ〇俗に行こうかなと思っていた」と発言したことがとても話題になったように、ある意味破天荒な面が注目されていました。

彼女に関しては、プロフィールや顔写真などは出ていないようですが、そんな西村賢太さんの破天荒な面に惹かれる女性が多くいたというのが分かりますね。

逮捕歴など破天荒作家として話題に

西村賢太さんは、2回の逮捕歴がある事を過去のインタビューで語っています。

1回目逮捕は25歳頃。

理由は、アルバイト先の同僚と揉め、そこを止めに入った警官を誤って殴ったことで、略式起訴となり10万円の罰金刑となりました。

2回目の逮捕は29歳。

飲食店で酔って他の客に絡んで暴力をふるったことで再び逮捕。

この際には10日間留置され、東京簡易裁判所で罰金20万円の有罪判決となりました。

この29歳の事件後に作家の藤澤清造に惹かれ、自費で藤澤清造全集の編集を手掛けるきっかけとなっていたようです。

この藤澤清造全集は、全5巻、別巻2で朝日書林より2001年から刊行予定でしたが2022年現在未刊行であり、さらに西村賢太さんの他界により発行がどうなるのかは現在発表されていません。

まとめ

西村賢太さんには芥川賞受賞時には付き合っていた小説のモデルにもなっている、小説では「秋恵」という名前の彼女がいましたが、結婚にはいたらず、2016年出演のテレビ番組では「4人ぐらい彼女がいる」という発言をされています。

しかし、いずれのお相手とも結婚はされていないようですから生涯独身であったようです。

西村賢太さんといえば、その人生をモデルとした「私小説」の作家として有名ですし、その独特な人生や破天荒ともいえる性格に惹かれる女性も多かったのかもしれませんね。

西村賢太さんのご冥福をお祈り申し上げます。

それではここまでご覧いただきありがとうございました。