2011年11月30日に、立憲民主党の党代表選挙が行われ、逢坂誠二議員との決選投票を経て、泉健太政調会長が、党代表となりました。
泉健太議員は47歳と、議員としてはまだ若いですが新代表となったことで注目を浴びています。
今回はそんな泉健太新代表に関して、「泉健太議員の評判」について記載していきます。

泉健太議員の評判は?
泉健太議員は、過去のインタビューなどで、立憲民主党の代表選に向けて、どういった政策をしていくかを語っています。
その中で立憲民主党をまず再生し、立憲民主党が中道、中間層、無党派層から信頼が得られるような政党を目指す、という趣旨の内容をたびたび語っています。
どちらかというと、今までの立憲民主党は左派のイメージが多くの人にあると思いますがこの泉健太議員の考えは、どちらかというと左派から中道への思想を意識しているイメージもあることから、以前までの立憲民主党支持者の一部支持層からは不安視されています。
しかし、中道になることを支持する方の意見も同時に多く、立憲民主党の支持者が分裂してしまうのでは?という懸念の声も聞こえます。
希望の党から国民民主党など経歴への不安の声も
泉健太代表は、民進党から2017年に希望の党での公認立候補し、第48回衆議院選で当選し、その後に同党での国会対策委員長に就任しています。
2018年には、民進党と希望の党の合流により結成された国民民主党に参加し、同党でも役員である党政務調査会長に就いています。
さらに2020年に、立憲民主党・国民民主党・社会保障を立て直す国民会議・無所属フォーラムが立憲民主党となり、その際の新党代表選で、枝野幸男氏に敗れています。
このような経歴から、枝野幸男氏は民進党から旧立憲民主党を引き継いだ人物に対し、民進党から離れ、希望の党を選び、希望の党での中心人物であった泉健太議員が立憲民主党での新代表となったことで一部で物議がされています。
立憲民主党の党首選で、泉健太と小川淳也が党首に選ばれたとしたら、希望の党に乗っ取られたこのになるのだろう。
希望の党とは何だったのか?
希望の党に反旗を翻して立党した立憲民主党とは何だったのか?
二大政党制の幻想が、立党の原点さえも有耶無耶にし、また離合集散劇に走る。目を覚ませ!— 北林あずみ (@kitabayasiazumi) November 29, 2021
泉健太さんが「希望の党」回帰を志向して立憲民主党消滅に向かう危険性もあるな
— 田中健一/ある英語講師 (@TNK_KNCH) November 30, 2021
共産党との閣外協力に関しては?
立憲民主党が共産党との閣外協力の同意を得て前回の衆院選に臨み、議席を減らしたことに関して、泉健太議員は、「立憲の政策、実績をきちんと訴えなくてはいけなかったが、野党全体の訴えというふうにぼけてしまった」と、日曜報道 THE PRIMEにて答えています。
また、立憲民主党代表に選ばれた後の記者会見で共産党との閣外協力は先の衆院選の際に結ばれたものという見方であり、今後に関しては「単に継続ではない」と答えています。
この事に関しては、立憲民主党支援団体の「連合」の言いなりではないのか?という意見や、衆院選で立憲候補者に投票するなど協力した共産党支持者からの不満もあり、今後の泉健太代表の決断に注目が集まっています。
泉健太さんが早速(多分野党4党共通政策合意、限定的な閣外からの協力の合意について)
「総選挙に向けて交わしたもの」
「現時点で何かが存在しているわけではない」
と言っている。「私達は交渉や約束をすべき相手ではありません」
という話だが、なぜあれだけ平気で、笑顔でいえてしまうのだろう pic.twitter.com/UYhTDZTcmI— 尾張おっぺけぺー (@toubennbenn) November 30, 2021
主張一覧
- 11月22日の日本記者クラブ主催の公開討論会での会話より
- 引用:東京新聞
自民党の問題点
権力者ばかりを強くし、庶民の現場生活を分かっていない
分配政策
高所得者・大企業への所得税・法人税の税率引き上げ
10万円給付
親の収入で線引きするべきだは無い。ワーキングプアに給付されない可能性を問題視
原発
質問発言無し
北海道新聞より引用:
可能な限り早期に原発をなくすとしつつ「電力の安定供給などの担保が前提だ」と強調
改憲
改正が自己目的化した改正はおかしい
安全保障・外交
辺野古移設をいったん中止し、基地負担の軽減、日米地位協定の改定へ
まとめ
立憲民主党の新党首として決まった泉健太議員ですが、その経歴や支持者の拡大に向けた思想により、今までの支持者からは不安視される一方で、その方向性への期待の声も多くあります。
いずれにしても、今後の泉健太代表の判断が注目されるようです。
それではここまでご覧いただきありがとうございました。

